賢威8コメント欄の削除-最も確実。安全な方法

前回、コンタクトフォーム７を使用して、お問い合わせ欄を設置しましたので、今日は不要になった、賢威8に初期設定されているコメント欄を削除する手順について記事化します。

今日記事化するコメント欄の削除（非表示）は3つありますが、最も確実で、かつ、安全なsingle.phpのコードの一部削除をおすすめします。

賢威8コメント欄の削除-最も確実。安全な方法。３つの方法があります

今回の記事では、コメント欄の削除（非表示）について、3つの方法を紹介します。

賢威8に初期設定されてるコメント欄の非表示また削除には色々な方法があります。

3つのメインな方法を簡潔に紹介します。

最初の1つ目の方法は、ダッシュボードから入る管理画面で記事のコメント欄を非表示にする設定です。しかし、これらの方法は、これから新規で作る記事のコメント欄を非表示にする設定であったり、過去の記事のコメント欄を非表示する設定ではないこと。

また、過去の記事のコメント欄を非表示にすることが出来ても、投稿記事一つ一つに非表示設定をしていくので、記事数が膨大な場合は、現実的な処理とはならないこと。

簡単に作業が終わるメリットがある反面、作業が膨大になり、非表示の効果はイマイチというデメリットがあります。

デメリットの方が大きいと思います。

賢威8コメント欄の削除-最も確実。single.phpコードの一部削除の意味

ダッシュボード内の簡易操作以外では、comments.phpやsingle.phpを修正してコメント欄を非表示するには2つの方法があります。

下記では、残る2つの方法について記述します。

1つ目はコメントアウト＝ブラウザ上に表示させないというタグを使用して、非表示にする方法です。要するに、一部のコードの無効化です。

2つ目は、コードの一部を削除して、命令文そのものを無くしてしまう方法です。

なお、この無効化とは、/* */（コメントアウト）を使って、コードの記述は残しつつ、かつ、ブラウザからは無視されるので、コードの命令をさせなくするタグのことです。

コードの無効化と、削除（非表示）は、コメント欄を表示させないという結果は同様ですが、プロセスが全く異なります。

まず、comments.phpやsingle.phpの役目について簡潔に説明します。

1つ目にcomments.phpについてです。comments.phpとは、コメントの要綱について記述したコードの集合体のことです。

削除とは、comments.phpでコメントの要綱について記述したコードを削除することで、この命令文をはじめから存在しなかったことにする作業のことです。

今回は、comments.phpのコードは生かしたままにしておきます。削除するのは、single.phpのコードの一部だけです。

2つ目の、single.phpとは、毎回投稿する記事を構成するコードの集合体のことです。

このsingle.phpに記述されているコードを無効にした場合は、comments.phpの命令は生きていますが、single.php上で表示の命令文が無効になりますので、結果として、コメント欄の表示はされません。

さらに、single.phpに記述されているコードを削除した場合は、comments.phpの命令は生きていますが、single.php上で表示の命令文が削除されてしまいましたので、結果として、コメント欄の表示はされません。

また、comments.phpやsingle.phpファイルはphpですので、バックアップを取得しておいてください。今回は、4行ほど削除するだけですから、作業自体は簡単です。

賢威8コメント欄の削除-最も確実。single.phpの一部を削除する手順

今回は、comments.phpのコードは生かしつつ、かつ、single.phpの一部を削除する手順を紹介します。

要するに、命令の基礎であるcomments.phpのコードは成立していますが、命令構文の出口のsingle.phpの一部を削除するので、コメント欄の表示はされないという作業を行います。

まず、single.phpの下記のコードを削除します。

single.phpの25行目から28行目までを削除します。

この結果、ダッシュボード⇒設定⇒ディスカッションの設定とは関係なく、コメント欄は非表示になります。
　　　　
// If comments are open or we have at least one comment, load up the comment template.
if ( comments_open() || get_comments_number() ) :
comments_template();
endif;
　　
上記の、黄色いコード部分を削除後「ファイルを更新ボタン」をクリックして完了です。